任意売却23 

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決済にあたって

決済当日は債務者(所有者)、債権者、買主、司法書士、仲介業者が一堂に集まります。場合によっては、複数の債権者や弁護士等も同席しますので、大人数になってしまうので準備が完璧ではないと混乱が生じてしまう可能性が有ります。ここまでは、決済に臨むにあたって必ず行われなければならないことを覚えていてください。

対債権者

①決済日、決済開始時間、決済銀行(支店名・住所・電話番号)の確認

②回収に来る担当者の携帯番号と自分の携帯番号の交換

③司法書士と連絡を取ってもらい抹消書類の事前確認をしてもらう。

④決済金の振込費用の負担者の確認

⑤決済当日必要なエビデンスの確認(予め準備できるものはコピ-しておく)

対債務者

① 決済に必要な持物の確認(権利証・登記情報は事前に原本を確認、印鑑証明書や実印、鍵)

② 決済日、決済開始時間、決済銀行(支店名・住所・電話番号)を知らせる

③ 引越し状況の確認

④ 免許証のコピ-を債権者数+3枚分用意してもらいます。

⑤ 決済前に転出届手続きを行うと別途登記費用を要するので、決済完了するまでは手続き行ってはいけません。

対司法書士

① 決済日、決済開始時間、決済銀行(支店名・住所・電話番号)の確認

② 債権者と連絡を取ってもらい抹消書類の確認をしてもらう

③ 抹消費用の領収書を債権者数+1枚用意してもらう。

対買主側不動産仲介会社

① 銀行でのコピ-が多いことを説明し、その旨を決済銀行に予め伝えておいてもらう

② 出席者が多いことを説明し、その旨を決済銀行と買主に予め伝えておいてもらう。(特に買主は物々しい雰囲気に驚いてしまうことがあります)

③ 金種を細かく分けておいてもらう。

当日に謄本の確認をする

任意売却での不動産取引を行う場合、特に租税債務がある場合、取引当日に謄本を確認し、差押え登記がされていないかを必ず確認しましょう。差押え登記がされている場合、取引を行うことができないためです。

 

 

任意売却での不動産取引を行う場合、特に租税債務がある場合、取引当日に謄本を確認し、差押え登記がされていないかを必ず確認しましょう。差押え登記がされている場合、取引を行うことができないためです。

 

 

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