埋蔵文化財
埋蔵文化財とは、地下に埋もれたままになっている文化財のことを指し、文化財が出土する可能性のある場所を「埋蔵文化財包蔵地」と呼びます。
埋蔵文化財包蔵地内の土地で開発等を行う場合、文化財保護法により、公示の届け出が義務付けられています。その際多くの自治体では、工事の届け出を提出後、埋蔵文化財の有無を確認するため、
①試掘・確認調査②必要があれば本調査という手順で進めていきます。
調査にかかる費用は所在地によって取扱いが異なりますが試掘・確認調査費用は自治体が、発掘調査費用は開発業者が負担する事が多いようです。
さらに、この調査費用も埋まっている文化財がどの時代のものかにより異なります。
相続した土地が埋蔵文化財包蔵地である場合土地評価の減額が認められる場合もありますので一度相続された土地が包蔵地かどうか確認してみて下さい。
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