宅建③ 

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抵当権

抵当権とは、債務者又は第三者が、占有を移転しないで債務の担保に供した不動産について他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利をいう。つまり、抵当権には優先弁済的効力があり、不動産を担保に供しても担保を提供した者は、これまで通りその不動産の使用・収益・処分をすることができる。

抵当権が不動産に設定され、この設定された抵当権の実行により不動産が競売されたときには、抵当権を有する者は、他の債権者に優先して自己の債権を弁済してもらうことができる。

この場合の担保権の実行手続きが担保不動産競売といいます。

不動産に抵当権が設定されても、抵当権設定者は自らその不動産を使用したり第三者に賃貸したり、第三者に売買や贈与したりすることができる。これは抵当権は専ら目的物の交換価値を支配する権利に由来するからです。

抵当権は、被担保債権を保全するための権利であるという点から、付随性、随伴性、不可分性、物上代位性という各種の性質がある。

付随性とは、被担保債権が存在しなければ抵当権も存在しないという性質をいう。

随伴性とは抵当権の被担保債権が移転すればこれに伴って抵当権も移転する性質をいう。

不可分性とは抵当権者は、被担保債権全部の弁済を受けるまでは、目的物の全部について抵当権を行使することができる性質をいう。

物上代位性とは抵当権の目的物の売却、賃貸、滅失又は損傷によって債権者が受けるべき金銭その他の物に対しても、抵当権を行使することができる性質を言う。抵当権は、その物自体ではなく、物の交換価値に着目した担保権だからである。抵当権設定者は、物上代位権を行使するために、その払渡し又は引渡しの「」に差押えをしなければならない。

 




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